犬の年齢は、人間の年齢とはちょっと違います。犬の1歳目は、人間で言うと18歳くらいに相当します。その後は、犬の年齢によって人間の年齢に換算する方法が違うんですが、例えば中型犬の場合は、こんな感じになります。
- 2歳目:人間で言うと24歳くらい
- 3歳目:人間で言うと30歳くらい
- 4歳目:人間で言うと36歳くらい
- 5歳目:人間で言うと42歳くらい
- 6歳目:人間で言うと48歳くらい
- 7歳目:人間で言うと54歳くらい
- 8歳目:1歳につき、人間で言うと4〜5歳くらいを加算する
ただし犬種によっても年齢の換算方法が違います。一般的な目安として知っておくと良いと思います。
犬の寿命は大きく影響を与える要因には、犬種や大きさ、健康状態、遺伝的な要素、食事や運動、生活環境などがあるとされています。例えば、大型犬は中型犬や小型犬に比べ、平均寿命が短い傾向にあります。また、犬の寿命を延ばすためには、定期的な健康診断や適切な食事、運動、生活環境の整備が必要であり、飼い主の責任も影響します。
犬種による年齢と寿命
各犬種の寿命と年齢を見て行きましょう。年齢はデータにより多少異なる場合がありますのでだいたいの目安として捉えると良いと思います。
トイプードルの年齢と寿命
年齢:トイ・プードル犬の成長段階には、子犬、成犬、シニア犬、高齢犬の4つがあります。例えば、トイ・プードルが3か月の場合、それは人間で言う4歳に相当し、子犬の成長段階にいます。2歳になると成犬となり人間でいう23歳、6才で40歳のシニア犬という分類になります。また、トイ・プードルが14歳になると、人間でいう72歳に相当し、高齢犬の成長段階となり一層の健康管理が必要となっていきます。
寿命:トイ・プードルの寿命は一般的に12歳から16歳程度と言われています。ただし、人と同様に犬には個人差があるため、必ずしもこの範囲内であるとは限りません。犬の健康管理や生活環境によっても寿命は変わるため、食事や運動の管理、定期的な健康診断を行って、犬の健康寿命を延ばすことが大切です。
チワワの年齢と寿命
年齢:3か月から9か月までは子犬期であり、1歳から6歳までは成犬期で、7歳から12歳まではシニア犬期、13歳以上は高齢犬期に入ります。犬の寿命は品種によって異なりますが、一般的に小型犬は大型犬よりも長生きする傾向があります。定期的な健康診断や適切な食事管理など、健康管理にも注意が必要です。
寿命:チワワの平均寿命は13~16歳で、超小型犬であるチワワは中型犬や大型犬よりも長生きすることが特徴です。日本には25歳まで生きたチワワがいて、人間の年齢に換算すると100歳に相当します。犬の最高年齢は、オーストラリアン・キャトル・ドッグという犬種で、29歳と5ヶ月も生きたというわんちゃんもいます。
ミニュチュアダックスフンドの年齢と寿命
寿命:ミニチュア・ダックスフンドの平均寿命は13-16歳です。子犬期には成長が最も速く、誤食の事故が起こることがあります。青年期には社会的に成熟して落ち着いていきますが、遊びに興じることもあります。壮年期には老化の兆候が現れ、健康診断が必要になります。11歳以降のシニア期には、胃腸の不調や関節疾患、心臓病のリスクが高まります。飼い主としては、ミニチュア・ダックスフンドがどの時期にあるのかを理解して、適切なケアを行うことが大切です。
年齢:3か月のミニチュア・ダックス犬は、人間の4歳児と同等であり、子犬の成長レベルにあります。また、6か月のミニチュア・ダックス犬は、人間の7歳半の子どもと同等であり、まだ子犬の成長レベルにあります。その後、2歳を超えると、成犬としての成長レベルに入り、6歳からはシニア犬の成長レベルになります。また、14歳からは高齢犬の成長レベルになり、20歳まで寿命が延びることがあることが示されています。
ヨークシャテリアの年齢と寿命
寿命:ヨークシャーテリアは平均寿命が13~16年です。20年以上生きたというデーターもありますので必ずしも平均寿命までしか生きられないわけではありません。愛犬と一緒に長生きするためには、避妊・去勢手術を行うことで生殖器系の病気やガンの発生率を下げることができます。また、食事や体重管理にも気を配る必要があります。また、ヨークシャーテリアには骨をサポートする栄養素が必要であり、皮膚アレルギーを発症する確率が高いため、グレインフリーの食事がおすすめです。
年齢:3か月のヨークシャー・テリア犬は人間でいう4歳の子犬であり、6か月の犬もまた7歳半の子犬です。1歳になると15歳に相当し、2歳で23歳の成犬になります。そして、6歳になるとシニア犬に分類され、10歳以上からは高齢犬とされます。表を見ることで、ヨークシャー・テリア犬の年齢と人間の年齢との関係や、どの年齢でどの成長段階にいるのかがわかります。
ポメラニアンの年齢と寿命
年齢:ポメラニアン犬の年齢を人間の年齢に換算したものです。ポメラニアン犬は、3か月で人間の4歳程度に相当し、1歳で人間の17歳、2歳で24歳、そして6歳で40歳に相当します。また6歳からは、シニア犬として扱われ、14歳以上(72歳)で高齢犬とされます。
寿命:ポメラニアンは平均寿命が12~16歳です。オスの方がメスよりも体が大きくなるので、寿命が短くなることがあります。犬の最高寿命は、ポメラニアンで29歳と5ヶ月です。これは、人間で言うと120歳以上になる計算になります。しかし、環境によっては、20歳を超えて生きるポメラニアンもいます。犬の寿命は、大切に世話をして、健康に生活することで長くなることができます。
その他犬種の犬の寿命
犬の種類 | 寿命 |
---|---|
柴犬 | 12~15年 |
サモエド | 12~14年 |
ローデシアンリッジバック | 8~10年 |
プードル | 12~15年 |
パピヨン | 13~15年 |
ニューファンドランド | 8~10年 |
マルタチーズ | 12~15年 |
レオンベルガー | 8~9年 |
ハバニーズ | 13~15年 |
イングリッシュブルドッグ | 8~10年 |
フレンチブルドッグ | 10~12年 |
ダルメシアン | 10~13年 |
ゴールデンシェパード | 10~12年 |
ダックスフント | 12~16年 |
キャバリアキングチャールズスパニエル | 9~14年 |
ブルターニュ | 12~15年 |
ビーグル | 12~15年 |
バーニーズ・マウンテン・ドッグ | 6~8年 |
オーストラリアンシェパード | 13~15年 |
秋田犬 : | 10~12年 |
ボーダーコリー | 10~17年 |
バセットハウンド : | 10~12年 |
ヴィズラ | 12~15年 |
ウィペット | 12~15年 |
犬の種類 | 寿命 |
---|---|
シェットランドシープドッグ | 12~13年 |
ロットワイラー | 8~10年 |
パグ | 12~15年 |
ペンブロークウェルシュコーギー | 12~15年 |
ノーフォークテリア | 12~15年 |
ミニチュアシュナウザー | 12~15年 |
マスティフ | 6~12年 |
ラブラドールレトリバー | 10~12年 |
グレートデーン | 8~10年 |
イングリッシュスプリンガースパニエル | 12~14年 |
ジャーマンシェパード | 10~12年 |
ドーベルマンピンシャー | 10~13年 |
ジャーマンショートヘアードポインター | 12~14年 |
コッカースパニエル | 12~15年 |
チャウチャウ | 9~15年 |
カネコルソ | 10~12年 |
ビションフリーゼ | 12~15年 |
ボルゾイ | 7~10年 |
ボストンテリア | 13~15年 |
ボクサー | 10~12年 |
シー・ズー | 10~16年 |
シベリアンハスキー | 12~15年 |
ワイマラナー | 11~14年 |
犬の健康診断はいつから受けるべき?
犬も人と同じように、いつまでも元気でいてもらうためにも健康診断を受けることが大切です。犬が健康で長生きするためには、定期的に病院で診てもらうことが必要です。犬が生後6ヶ月までの子犬期は、定期的に病院で診察を受けることがおすすめです。そして、犬が1歳になったら、健康診断を受けることが大切です。犬は1年で人間の7〜15歳分の歳をとると言われているため、1歳になった犬は、人間で換算すると約20歳に相当します。年1回は最低でも健康診断を受けるべきですが、犬がシニア期に入る6〜7歳を過ぎたら、半年に1回の受診がおすすめです。
高齢犬になったら気を付けるべきポイント!
犬がシニア期に入るのは、だいたい7歳くらいです。この時期には、瞳が白っぽくなる傾向があります。犬が年をとると、心臓病、肝臓病、腎臓病、内分泌系の病気、がんなどが発生しやすくなります。特に軟骨異栄養犬種の場合、若いうちからヘルニアになりやすく、7歳を過ぎたら、歩き方や痛みを注意深く観察することが大切です。
犬が健康でいるためには、年齢に合ったドックフードやサプリメントを与えることも必要です。また、兆候として食欲に大きな変化があった場合は、早めに動物病院に連れて行くことをおすすめします。犬も認知症の発症があるため、健康診断を受けることが大切です。これらのことに注意して、愛犬が健康に過ごせるようにしましょう。
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